今回の記事は『交通事故全体の最多は追突事故の35.5% ドライブレコーダーを付けるなら後方までカバーするものを』です。
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ドライブレコーダーが急速に普及しはじめた
あおり運転で初の「殺人罪」適用されるなど、最近は「あおり運転」が社会問題化していますが、ドライブレコーダーが事故をはじめ、さまざまな交通トラブルの自衛手段として認識されたことで、普及が急速に拡大しています。
ドライブレコーダーの導入には概ね前向き
2017年11月20日に公開されたソニー損保の統計を参考にしてますが、ドライブレコーダーに対する最新のスタンスは下記のとおりでした。
①既に実装している層は15.3%
②付けたいと思っている層は65.6% (①+②=80%超)
搭載率は大幅な伸び
既に実装していることを示す搭載率は、最新の数値でまだ15.3%ですが、これを経年比較してみると下記の通りです。
・2014年調査の8.1%と比較すると2017年調査の15.3%は2倍近くの伸び
・2016年調査の10.4%と比較すると2017年調査の15.3%は1.5倍近くの伸び
3年前と比較すると最新の数値は2倍近くになっているわけですから、近年急速に普及していると読み取っても大きな問題はないかと。
そして、前年対比でドライブレコーダーの売り上げが1.5倍なんですから、もしもこの時期に「ドライブレコーダーの専門店」を経営していたら、売り上げが一気に1.5倍になっていたわけですよ(笑)。
後方までカバー出来るドライブレコーダーが望ましい
もしもドライブレコーダーを新しく搭載するならば、後方までカバーしていたり、360度カバーしているタイプにしておけば「あおり運転」「追突」「当て逃げ」等の被害に遭っても相手方を特定しやすくなりますから、泣き寝入りするケースは減りそうですね。
ちなみに、『平成30年版交通安全白書』によると、交通事故全体の最多は追突事故の35.5%とのこと。
交通事故全体の最多は追突事故の35.5%
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引用元:平成30年版交通安全白書
私のクルマも、後方までカバーしたドライブレコーダーを先日実装しました。
やはり安心感が違いますね♪
まとめ ドライブレコーダーのメリット・デメリット
事故そのものに対する抑止効果がどこまであるのかは定かではありませんが、
少なくとも責任の所在を明らかにする上でドライブレコーダーは強力なアイテムであり、
相手方を特定しやすくなるのは大きなメリットのはずです。
デメリットは、自分が速度超過で走っていたり、一時停止を無視した場合でも、それらが全部記録されている点ですね(笑)。品行方正なドライバーでなければ、ブーメランになる可能性は否定できません。
