時事ネタ

株価急落!スルガ銀行 ヤバいのか?倒産するのか?

 

今回の記事は『株価急落!スルガ銀行 ヤバいのか?倒産するのか?』です。

不正融資しまくりのスルガ銀行 財務の健全性を保てるか?

 

「日本版サブプライム問題」という言葉もありますが、不動産の不正融資をキッカケに今や非常にヤバい銀行のレッテルを貼られてしまったスルガ銀行が、いよいよ存続が危ぶまれるようになってきました。

地に落ちた地銀の優等生・スルガ銀 揺らぐ財務健全性

高い収益性を誇り、「地銀の優等生」とも評価されてきたスルガ銀行(8358.T)の実態は、ガバナンス(企業統治)やコンプライアンス(法令順守)を置き去りにした「架空のビジネスモデル」だったことが明らかになり、その存続さえ危ぶまれる事態に直面している。自己資本比率は12%台を維持してきたが、貸倒引当金の規模が膨らめば、財務の健全性をき損しないかねない事態に追い込まれた。

引用元:https://jp.reuters.com/article/angle-suruga-0907-idJPKCN1LN1TT

 

銀行側の説明では、現時点では単体自己資本比率が12%台という数字を軸に財務的な健全さをアピールしているものの、多くの人たちが注目している「不動産の不正融資に対する貸倒引当金をどれくらいで見積もるのか?」というツッコミに対して、正面から応えられる回答が出てこないとのこと。

 

株価はすべてを織り込む

 

ま、銀行側の発表は期待しない方がいいでしょうね。

少なくとも株価チャートはそう言っています。

ファンダメンタルと異なり、テクニカルはすべてを織り込んだものだとされます。

 

まずはスルガ銀行の株価チャートから

 

スルガ銀行の株価は、既にリーマンショック直後の株価水準まで急降下しております。

短期の値動きではなく、10年くらいの株価推移から長期的なトレンドをみても、もはや右肩上がりのチャートではありません。

引用元:https://minkabu.jp/stock/8358/chart

 

 

大きな不祥事が続々と発覚しても大丈夫だった他行の事例も

 

次に、スルガ銀行同様、一時期立て続けに不祥事が発覚したものの、スルガ銀行と違って、経営が危ぶまれるところまでいっていない銀行株の一例をあげておきましょう。

一時期はウォーレン・バフェットも評価していた、ウェルズファーゴです。

ウェルズファーゴは、2016年に不祥事が相次いで発覚し、大問題になりました。

日本の金融機関では考えられない悪質な銀行ですよ。

不正営業問題

2016年、顧客に無断で口座を開くなどの大規模な不正営業が発覚したのをきっかけに、顧客が自動車ローンを組む際、保険に二重に加入させていた問題や、住宅ローンの金利固定期間の延長で手数料を不正に徴収していたことなどが発覚し、罰金10億ドルを科された

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%B4

 

でもウェルズファーゴのチャートは、スルガ銀行のチャートとは、全然違っています。

引用元:https://www.google.com/search?q=%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%B4%E3%80%80%E6%A0%AA%E4%BE%A1&ie=utf-8&oe=utf-8&client=firefox-b-ab

 

ウェルズファーゴもリーマンショック期(2008年後半)にガクンと株価を下げていますが、その後は2016年に不祥事が相次いで発覚しても、そこまで株価は下げていません。

ウェルズファーゴの場合、こうやって不祥事が発覚しても、チャートの波形も右肩上がりをキープし続けています。

株価の推移をみていても、かすり傷にしかみえませんね(笑)。

 

スルガ銀行と同じく、右肩下がり&リーマンショック直後の株価水準まで落ちた話題の会社は?

 

せっかくなので、ここでもう一つ例を挙げてみましょう。

 

先ほど私は、スルガ銀行の株価チャートは

①10年くらいを俯瞰した長期の値動きでも右肩上がりがキープ出来ず、
②現在の株価水準はリーマンショック直後まで下落している

と述べましたが、スルガ銀行以外で①②の条件を満たす、話題の会社を挙げてみましょう。

 

引用元:https://minkabu.jp/stock/8186/chart

 

それは、経営再建中の大塚家具です。

「大塚家具」また大株主が…日本生命が株一部売却

米ブランデス、大塚家具株すべて売却

ここ数年の業績が急激に悪化し、2018年は3期連続で最終赤字の見通しで、2015年には100億円以上あったキャッシュが20億円にまで減り、決算短信には「継続企業の前提に関する注記」が点灯したことが話題になっている経営再建中の大塚家具。

スルガ銀行と業種は違えど、先ほど述べた①10年くらいを俯瞰した長期の値動きでも右肩上がりがキープ出来ず、②現在の株価水準はリーマンショック直後まで下落というチャートの条件で共通しています。

そもそもの話、リーマンショックという外部要因で引っ張られた株価と違って、好景気が続いているこのご時世に、一旦上がった株価がリーマンショック期の水準まで転げ落ちた(しかも長期チャートが右肩下がり)というのは大問題です。

 

支店の強烈なパワハラも明るみに

 

そしてスルガ銀行は「無茶ぶり的なノルマが課せられて、達成できないとパワハラ。」という実態も明らかに。

「オマエの家族皆殺し」スルガ銀、上司による壮絶な恫喝

過大な営業ノルマが設定され、支店長以下の職員に達成に向けたプレッシャーがかけられた。その中で不正が横行した。

引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180908-00000015-asahi-bus_all

 

悪循環の塊ですな。

「そんなにガタガタ言うなら、もっと売れる商品持って来い!」ですよね(笑)。

人手不足なんですから、転職を検討した方が良いかもしれませんね。

 

倒産か?経営統合か?

 

スルガ銀行について、単独再建はあまり期待しない方がいいかもしれません。

最終的な再建策は、経営統合ではないでしょうか。

 

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その後の展開 2019年5月更新

 

スルガ銀行の件は、その後しばらくは混乱していただけですが、元号が平成から令和に変わるころから少しずつ具体的な展開が出てきました。

同時に、不祥事もまだまだ出てきます。

 

《延命措置》新生銀行とノジマとそれぞれ業務提携

 

その後のスルガ銀行は2019年5月の段階で不正融資が一兆円にのぼることが判明。

単独での再建は無理だと判断したのか、新生銀行とノジマとそれぞれ業務提携を行って延命を図っています。

大規模な不正融資をきっかけに経営が悪化している静岡県のスルガ銀行は、立て直しに向けて「新生銀行」と家電量販店の「ノジマ」とそれぞれ業務提携することを正式に発表しました。合わせてスルガ銀行は、不正に関する調査結果も公表し、不正や不適切な行為が疑われる融資の合計は、1兆円を超えることが明らかになりました。

引用元:不正融資1兆円超 スルガ銀行 新生銀・ノジマと業務提携へ

 

デート商法にも手を染めていました

 

新たに表面化した事案としては、デート商法が挙げられます。

14日(2019年5月)に、20代の女性がスルガ銀行などに220万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。スルガ銀行員が加担したとみられる「デート商法」の被害にあったといい、「銀行がこんなことをするはずがないと信じてしまった」と話している。

女性は婚活アプリで知り合った男性から投資話を持ち掛けられ、貯金がないことを伝えると、言葉巧みにスルガ銀行からの融資を勧めてきた。行員とは喫茶店で待ち合わせ、その場で200万円の融資を受け、全額を男性の指定口座に振り込んだ。

その後、男性から「俺と話しても仕方ないから、LINEはブロックするよ」と言われ、音信不通となった。融資契約書では、実際は約100万円の女性の年収が420万円に水増しされていたうえ、融資の使途も介護費用としてと虚偽記載だった。訴えられた男性は「投資話は持ち掛けていない」と話している。

これを受けて15日に会見したスルガ銀行の有国三知男社長は、「詐欺的商法に関与したと認められる行員1名は懲戒解雇処分とした。過度な営業成績至上主義のために、感覚がマヒしてしまった。反省している」と釈明した。

引用元:「スルガ銀行」今度は行員がデート商法の片棒!虚偽書類で女性に融資し男に振り込み

 

顧客から1億円以上を騙し取って実刑判決喰らう

 

あと、詐欺事件を起こして実刑判決を喰らった行員も出ています。

顧客の定期預金を勝手に解約するなどして1億円以上を騙し取った罪とのこと。

顧客の定期預金を不正に解約するなどし、約1億1300万円をだまし取ったとして、詐欺と有印私文書偽造・同行使の罪に問われた元スルガ銀行員、佐々木圭輔被告(40)=静岡県伊豆の国市=に、静岡地裁沼津支部は16日、懲役3年8月(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。

弁護側は「心から反省しており、返済の意思もある」として寛大な判決を求めたが、判決理由で菱田泰信裁判官は「立場を悪用し、銀行や顧客に無断で定期を解約したのは言語道断。銀行員として規範意識に欠け、刑事責任は重い」と述べた。

判決によると、佐々木被告は2017年9月~18年5月、顧客3人の定期預金を不正に解約し、自身が担当する別の法人顧客らの口座に融資金として振り込むなどして、計約1億1300万円をだまし取った。〔共同〕

引用元:元スルガ銀行員に実刑判決 定期不正解約で1億超詐取

 

元本カットを開始

 

シェアハウス向け融資およびその他投資用不動産融資に関しては、元本を一部カットする方針も打ち出しました。

ま、当然といえば当然ですが。

 シェアハウス関連融資等の問題につきましては、多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申しあげます。

今般、関係各所との調整を経て、シェアハウス向け融資およびその他投資用不動産融資に関する元本一部カットについて、個別のご相談を承る準備が整いました。当社の不正行為により、ご迷惑をおかけしたお客さまについては、裁判所の民事調停または民間ADR 機関の和解あっせん等により中立公正な第三者のご判断を経て、元本一部カットにつき真摯に対応させていただきます。

つきましては、当社のシェアハウス向け融資およびその他投資用不動産融資(自己居住部分が建物全体の面積の 50%を下回る住宅ローンを含みます。)をご利用のお客さまには、別途、当社より「元本一部カットに関するご案内」を送付させていただきます。元本一部カットに関するご相談を希望されるお客さまは、シェアハウス等顧客対応室までご連絡くださいますようお願い申しあげます。ご連絡をいただき次第、個別相談の日程調整をさせていただきます。

引用元:シェアハウス向け融資およびその他投資用不動産融資に関する元本一部カットについて

 

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貞吉 則蔵(さだよし のりぞう) ・40代 ・氷河期世代 ・自由人 ・投機取引(相場歴10年超・FX・S&P500ETF・手法の軸足はトレンドフォロー) ・広告代理店マンだった人(10年勤めて退職) ・資格: 宅地建物取引士(合格当時は宅地建物取引主任者) ・出身校: 慶應義塾大学 ㈱電通など ・短編小説 ・エレキギター(Gibson Les Paul Standard・Fender Eric Clapton Stratocaster) ・格闘技(Kickboxing)
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