お墓・供養

【10分でマスター!】新しいお墓を建てる時の要点&価格の相場まとめ

 

今回の記事は『【10分でマスター!】新しいお墓を建てる時の要点&価格の相場まとめ』です。

 

「一生に一度の買い物」という言葉があり、家を買う時にたびたび用いられますが、お墓もそうですよね。

クルマの買い替えのように、お墓を3年に一回ペースで買い換えている人って見たことがありません(笑)。

実際のところ、その家の長男でもなければ、お墓の件はノータッチで済んでしまう人も多いと思います。

 

その中で実際にお墓と関わりはじめると、作業の段取りや費用のことで分からないことだらけ・・・。

「墓じまい」の記事に引き続き、今回は「新しくお墓を建てる時」の要点や価格の相場についてまとめてみました。

 

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お墓の予算 想定と現実のギャップは1.5倍

 

お墓はそう頻繁に建てるものではありませんから、費用的にどれくらいみておけばいいのかが分かりにくい分野です。

下記の調査によれば、多くの人たちが「グロスでこれくらいあれば十分だろう」とおもっていたグロスと実際に払ったグロスの間には、かなりの温度差があるようです。

 

想定金額と実際の金額の平均は約1.5倍!

これから購入しようと考えている人の平均金額は約99万円。購入された方の平均金額は約159万円。差が1.5倍ある事が分かりました。パンフレットやHPに書かれている金額以外にも墓石の彫刻料など付随費用がかかる場合があるので、購入前にはしっかりチェックした方が良さそうです。

引用元:https://www.hoken-clinic.com/teach/expedition/detail4.html

 

調査の回答から得られた平均想定予算と実際に払った金額の平均値には、1.5倍の開き。

イメージしている金額に現実とのギャップがあっても、「思っていたより安かった」なら良いんでしょうけどね(笑)。

 

お墓を新しく建てる時の費用は、ざっくりいうと下記のとおりです。

墓地:墓地の永代使用料+管理料

墓石:墓石費用(素材+加工)+外柵や付属品等の費用+工事費(基礎工事から据付)

 

実際には、ここにお坊さんの開眼法要が加わってくるイメージですが、ざっくり計算する時には、総額で150万~200万円くらいをイメージするとよいでしょう。

 

以下に、もう少し噛み砕いて整理してみました。

 

墓地の費用と要点

 

新しいお墓の件で実際に動き始めた時、最初に決めるのは「どこに新しいお墓を建てるのか?」が多いのではないでしょうか。

「建てたい墓石のスペックを先に固めて見積金額を固めたものの、その後に契約した霊園の空きスペースでは、サイズが合わなくて建てることが出来なかった・・・。買っちゃった墓石は、家の庭に放置してある・・・。」では困りますよね(笑)。

 

墓地を新しく確保する上で必要な費用と考えるのは、墓地の永代使用料+管理料です。

 

永代使用料

 

墓地は、管理者から買うのではなく、長期にわたって借ります。

土地を借りる上で買うのは「墓地を永代使用する権利」です。

権利を買ったのであり土地を買ったわけではありませんから、法務局への登記も不要ですし固定資産税を支払う必要もありません。

同時に、土地と同じ感覚で売ったり貸したりすることもできません。

永代使用料は地域や立地条件によって大きく異なります。

 

管理料

 

管理料は、敷地内の掃除や整備のための費用です。

管理料を滞納していると、ある時期を境に「無縁墓」とみなされ、使用権が失われてしまうので気を付けましょう。

管理料はお墓を建てたお寺や霊園によって様々ですが、年間で数千円~数万円の幅があります。

 

墓地を選ぶ際の着眼点

 

墓地を新しく契約する際、実際の内容と価格(永代使用料+管理料)が納得出来ればOKだとおもいますが、「実際の内容」って何を指すのでしょう?

下記にポイントを列挙します。

 

●墓地のスペック・立地はどうか?

・区画の面積

・墓地の水はけ

・日当たりの良し悪し

・近くに大きな木はないか?(落ち葉が多い・樹液が垂れる)

・蚊が多そうか?

また、道が整備されてない、道幅が狭いなどといった環境では施工の難易度が上がり、工事費用が上がりやすくなります。

●駐車スペースの有無と使いやすさはどうか?

●施設(水道・トイレ・管理事務所)はどうか?

●管理が行き届いているかどうか?

●公共交通機関を使用した場合のアクセスしやすさはどうか?

●制約が少ないかどうか?(宗旨宗派・石材店の指定はあるか?)

 

 

 

墓石の費用と要点

 

次は墓石です。

墓石ですから、墓石費用(素材+加工費用)+外柵や付属品等の費用+工事費(基礎工事から据付まで)ですね。

順番にみていきましょう。

 

墓石の費用と選ぶ際の着眼点

 

墓石の費用は、石の種類(等級含む)と量です。

石によって価格が大きく異なる場合もありますが、その理由は希少価値(プレミアム)と採石コストの差です。

 

お墓に用いる石は数百におよぶ種類があり、国内産から海外産まで、単価も様々です。

国内産と海外産では、一般的に国内産の方が費用は高めです。

海外産の方が安いのは、単純に人件費の違い、供給量の違いなどによります。

石材は、中国、韓国、インドなどを筆頭に、ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ、南米など、世界各地で産出されますが、流通しているもののほとんどが中国産出の石材です。

中国などの大きな山から採れる石は安く、日本でごくわずかしか採れない石はどうしても価格が高くなってしまいます。

さらに、おなじ石でも等級(色あい、目の細かさ、傷やムラの具合によるグレードの差)があります。

実際に墓石を選ぶ際は、お店の人に相談しながら話を進めていく方がいいでしょう。

 

墓石に適した石は「硬度や耐久性が十分あって、均一な石質でムラやヒビがなく、水を吸いにくくて長持ちするもの」です。

コスパの良い墓石を選ぶなら、「硬度や耐久性が十分あって、均一な石質でムラやヒビがなく、水を吸いにくくて長持ちするもの」で「プレミアムがついていないもの」の中から選ぶのが基本戦略になるでしょう。

併せて、特別な加工や凝った彫刻をオーダーすると値段は当然上がりますから、コスパを優先するなら墓石のデザインはオーソドックスなものにしておくべきでしょう。

外柵や付属品等に関しても同様です。

コスパを優先するなら、とにかくオーソドックスなものにしておくべきでしょう。

オーソドックスなものの方が、交換が必要な場合でもスピーディーな対応が期待できます。

また、昨今ではインターネットで墓石の完成品を購入することができますが、インターネット経由での購入は慎重になった方がいいかもしれませんね。イメージしていたものと実物に差異があったり、アフターサポートが十分ではなかったりといったトラブルも発生していると聞いております。また、墓地・霊園によっては通販の墓石を使ってお墓を建てることができない場合があります。

 

工事費(基礎工事から据付まで)

 

工事費を決めるポイントを整理します。

 

●墓地の場所・・・平地か丘陵地か?(重機は入るか?)

●墓地の広さ・・・墓地がコンパクトであるほど安価

●墓石の構造・・・処分する石の量が少ないほど安価

●地盤の強さ・・・杭打ち、地盤改良などが無いほど安価

●工事・地震対策の方法・・・お墓の強度、地震に対する安定度に関与

 

手間がかかる分だけコストが上がりますから、①重機が入れて②作業が楽で③短時間で工事が終了する場所に、オーソドックスなお墓を建てる方向性で動けば、べらぼうな値段にはならないはずですね。

 

 

京都の事例から実際のコスト感をイメージ

 

新しくお墓を建てる時の墓地や墓石のお値段は、「総額で150万~200万円をざっくりした目安にする」のがおススメであり、墓地と墓石それぞれの実際のコストは、一般論では「モノによりけり」とか「ピンからキリまで」という表現になります。

ただ、「モノによりけり」とか「ピンからキリまで」という表現だけでは、実際のコスト感が掴みにくいだろうとも思います。

ですので、ここで、価格の具体例を少しだけ挙げてみたいとおもいます。

 

先に述べておくと、東京の事例は特殊なので、敢えて外してます。

墓地に限らず、東京は戸建て住宅やマンションの価格も含めて、東京以外の地方都市とはかなり様子が違う「特殊な場所」です。

例えばですが、都立の青山霊園では、永代使用料が400万円台~1000万円台に高騰しています。

ビックリですよね(笑)。

「150万~200万円を目安にするというお話」は全国平均から出した内容ですから、「平均値から逸脱した東京」よりも、「平均値に近い地方都市」で適用した方が話がしやすいのですね。

それゆえ、東京の事例は外します。

 

さて、本題に戻りますが、今回は地方都市の代表例として、京都を採り上げてみました。

「お寺の墓地」も全国随一の数を誇り、「一般の霊園」も沢山あります。

東京以外の地方都市は、京都のほかにも大阪・名古屋・広島・福岡など、いくつかありますが「お墓の話で京都」だったら皆さん文句は無いでしょう。

下記は、2018年10月初旬時点で京都のお墓の価格を私がメモして整理したものです。

誤字脱字は当然あるでしょうし、価格そのものも今後の需給バランスに応じて変動する可能性は十分ありますが、コスト感を掴む参考にはなるとおもいます。

 

名称 永代使用料 年間管理料 墓石施工価格
京都霊園 1聖地370.000円~ 3,000円 648,000~
京都桃山霊苑 1聖地250.000円~ 2,160円 750,000円(税別)~
東福寺霊源院墓地 1聖地900.000円~ 24,000円~ 指定の墓石店にて
妙心寺塔頭養徳院墓地 墓地+墓石のお求めやすいセット150万円より
大本山大徳寺塔頭黄梅院 1聖地1,000,000円 20,000円
大本山大徳寺塔頭正受院 1聖地1,200,000円~ 12,000円 1,459,500円~
大本山大徳寺塔頭興臨院 1聖地1,200,000円~ 8,000円 970,000円(税別)~

 

以上です。

 

 

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40代 ・自由人 ・個人投資家(相場歴10年超・FX・S&P500ETF・トレンドフォロー) ・広告代理店マンだった人(10年勤めて退職) ・資格: 宅地建物取引士(合格当時は宅地建物取引主任者) ・出身校: 慶應義塾大学 ㈱電通など ・趣味:音楽(Gibson Les Paul Standard・Fender Eric Clapton Stratocaster)格闘技(Kickboxing)
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