健康管理

本当にあなたは高血圧? 基準値が変われば診断結果も変わる世界

 

今回の記事は『本当にあなたは高血圧? 基準値が変われば診断結果も変わる世界』です。

 

あなたはお医者さんに診察してもらうときに、お医者さんの話を理解しながら治療を受けていますか?

もちろん「知ったかぶりの知識を振りかざす」ようでは、お医者さんから嫌われて、関係性が悪くなって終了です。

ですが、「何から何まで分かりません(=丸投げ)」というのも良くないようです。

 

私自身は医師免許も何も無い立場(しかも文系卒)ですが、35歳を過ぎた頃から「かかりつけ医」をゲットしています。

出来ることなら「病気が酷くなってから後手に回った対応」をするのでなく、「先手先手で限りなく未病に近い段階で病気を封じ込める生き方」を志向しており、「主治医との会話についていくのに不自由しない程度の健康情報(医学知識ではありませんが)」の収集につとめています。

 

今回の記事は、そういう私の健康情報のメモ書きを、興味ある人たちと共有する意味でまとめました。

題材は、「放置すると脳卒中など生命に関わる病気になる高血圧」です。

 

米国が高血圧の診断基準を24年ぶりに変更・引き下げ

 

米国の学会が、高血圧の診断基準を24年ぶりに変更しました。

「140/90」から「130/80」への変更ですから、「高血圧」と診断する基準を10ポイント引き下げることになります。

 

引き下げた主な根拠は、臨床試験の最新データにおいて、これまでの基準では脳卒中などのリスクが増えると分かったため。

「高齢者は若い頃と比較して血圧が高めになりやすいこと」を踏まえても、一律「130/80」という基準を適用した方がいいとする判断となりました。

 

これまで、高齢者では血圧をあまり下げない方がいいという考えや、下げすぎるとかえって有害な結果を生み出すという考えがあり、議論がまとまらなかった。

そこで「米国政府は決着をつけるために試験し、やはり下げた方がいいという結果を出した」

引用元:高血圧患者が急増? 成人も「130/80」に目標変更へ

 

何故「これまで医者同士で議論しても決着のつかなかった高血圧の話」に、政府が一声を掛けただけで決着が付いたのでしょうか?

腑に落ちないですね。

 

欧州と日本は慎重姿勢を崩さず

 

米国が基準値を下げると決めた一方で、欧州の学会は基準を変えないと表明。

そして、日本もその流れを受けて「変える必要無し」という判断に落ち着きました。

日本高血圧学会は9月に開いた総会で「診断基準は変えない」という方針案を公表。

議論に加わった学会関係者は「欧州の学会が6月に基準(140/90)を変えないと表明したので、日本でも変える必要はないとの意見が大勢を占めた」と説明する。

引用元:高血圧患者が急増? 成人も「130/80」に目標変更へ

 

ただし日本の場合は、基準値は変更しないものの、治療の目標値が引き下げられました。

これにより、現在治療を受けている高血圧患者には影響が出ます。

米国同様、引き下げ幅は10ポイントです。

薬の種類や服用回数が以前より増えることを念頭に置くべきでしょう。

引き下げ幅は米国と同様に10ポイントで、ほぼ降圧薬1種類を服用した場合の低下幅に相当し、降圧薬が1種類追加されるイメージだ。

引用元:高血圧患者が急増? 成人も「130/80」に目標変更へ

 

高血圧は基準値が作った病気という側面も

 

今回の基準値引き下げで、米国で高血圧と診断される人は、一億人を突破します。

米国の高血圧患者は推計で7220万人。

診断基準の引き下げで患者は一気に1億330万人に増えることになった。

引用元:高血圧患者が急増? 成人も「130/80」に目標変更へ

 

これまで病気でなかった人が基準値が変更になっただけで病気扱いされるというのは、なんとも不思議な現象だとおもいます。

「基準値が少し変わるだけで、高血圧とされる人が一気に増えたり減ったりする。つまり、基準とはその程度のもの。しかも、今の基準は年齢・性別をほとんど考慮していない。一般的に高齢になるにつれ血圧が上昇することは医学の常識です。それを無視した基準値にはまったく意味がないということです」

引用元:「あらゆる薬は毒である」それでも薬飲みますか?(1)高血圧症は「基準値」が作った病気

 

診察を受ける側として、製薬会社との利害関係も意識しておきたいところですね。

製薬会社は、薬が売れれば売れるほど儲かるのですから。

現在の高血圧の基準値は異常に低く設定されています。私が学んでいた1969年ごろは、上が『年齢プラス90』以内ならば正常とされていた。たとえば50歳なら140、60歳なら150という具合。ところが高血圧の基準値は2000年以降、どんどん下がっています

(中略)

アメリカの製薬会社は高価なARBを売り出すために国際高血圧学会や世界保健機関(WHO)に働きかけて、高血圧の基準値を下げさせることに成功した。日本高血圧学会もすぐそれに倣いました。おそらく製薬会社からの巨額な寄付金があったのでしょう

引用元:本当は恐ろしい降圧剤がもたらす副作用 医師が血圧の薬を飲ませる「背景」

 

もちろん「条件付き」なのでしょうが、上は180、下は110まで大丈夫な場合もあります。

それでは本当のところ、血圧はいくつまでなら安心なのか。浜医師は、「上は180、下は110まで大丈夫。これは各種の疫学調査から明らかです」と断言する。松本医師は、「やはり上は年齢プラス90が目安。しかしそれを大幅に超えた状態がずっと続くのでなければ気にしなくていい」という。

引用元:本当は恐ろしい降圧剤がもたらす副作用 医師が血圧の薬を飲ませる「背景」

 

まとめ

 

今回のブログで、高血圧に関して、状況を少しだけメモしてみました。

世の中には本当に今の血圧のままでは危なくて、すぐに治療が必要な人も多数いるはずです。

その一方で、基準値に振り回されているだけの人が相当数いてもおかしくないだろうという推測も成り立ちます。

素人判断で、基準値を全く無視して診察を受けないというのも考え物ですが、実際には何もしなくても大丈夫な人もかなり含まれているのだろうと受け止めて、冷静な対処ができるようになりたいものです。

また、そういう考えや相談にのってくれる「かかりつけ医」をゲットしておくことも大切だとおもいます。(素人判断は危ないですから。)

 

 

 

《参考・参照》

高血圧患者が急増? 成人も「130/80」に目標変更へ

「あらゆる薬は毒である」それでも薬飲みますか?(1)高血圧症は「基準値」が作った病気

本当は恐ろしい降圧剤がもたらす副作用 医師が血圧の薬を飲ませる「背景」

 

 

 

 

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貞吉 則蔵(さだよし のりぞう) ・40代 ・氷河期世代 ・自由人 ・投機取引(相場歴10年超・FX・S&P500ETF・手法の軸足はトレンドフォロー) ・広告代理店マンだった人(10年勤めて退職) ・資格: 宅地建物取引士(合格当時は宅地建物取引主任者) ・出身校: 慶應義塾大学 ㈱電通など ・短編小説 ・エレキギター(Gibson Les Paul Standard・Fender Eric Clapton Stratocaster) ・格闘技(Kickboxing)
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