今回の記事は『NYダウ日足 史上最高値の直後に急落して200MAよりも下へ(2018年10月)』です。
NYダウ 史上最高値を付けた後は急落して日足200MAよりも下へ
今年も史上最高値を更新し続けたNYダウですが、10月初旬に史上最高値を付けたすぐ後から急落しています。
引用元:SBI証券 NYダウ
少し前までは上昇トレンドだったのに、今や完全な下降トレンドに転換しています。
25MAと75MAを一気に下へ抜けた後は200MAで一旦反発しましたが、75MAから弾き返された後は、200MAよりも下に抜けてしまいました。
過去に200MAを試した場面はここ一年の間でも3回ありましたが、いずれもすぐに反発して200MA上に復帰しています。
今回は、この後すぐに上へ反発するのでしょうか。
それともさらに下げるのでしょうか。
現在の状況は週足調整
日足では下降トレンドに転換したNYダウですが、週足では辛うじて上昇トレンドを保っています。
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引用元:SBI証券 NYダウ
マルチタイムフレームで見てみると、現在のNYダウは、週足の調整(上昇トレンドに対する押し目)に入っています。
仮に週足75MAまでの押し目から反発するという流れなら、まだ少し下げる余地は残っています。
週足の200MAまでの押し目から反発という流れなら、まだかなり下げる余地があります(笑)。
気になるのは、史上最高値からの調整が、既に半値以上の押しになっているところです。
上昇トレンドに勢いが残っているなら1/3とか1/2までの押し目から反発して高値更新の動きがはじまるはずなんですが・・・。
10月末の終値は要チェックかも
同時に見ておきたいのが月足です。
あと3営業日で10月末ですから、月足の終値が確定します。
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引用元:SBI証券 NYダウ
このまま値を下げたまま月末の引けを迎えると、高値圏の抱き陰線が確定します。
高値圏の抱き陰線は相場の天井を示唆するという説もありますから、気になるといえば気になりますね。
もうすぐアメリカ中間選挙
チャートをマルチタイムフレームでみると上記の通りですが、政治経済ネタとして目立つ材料が目前に迫っています。
11月に入ると、アメリカ中間選挙が行われます。(11月6日)
引用元:NHK
2016年の大統領選挙の直後はとてつもない勢いで株価が動きましたが、今回の中間選挙の行方は株価指数にどのように影響を及ぼすのでしょうか。
結び
いずれにしても、中長期目線で何かを仕込むなら、少し様子見した方が良いかもしれませんね。
動くなら、短期のハイレバ取引の方が適しているかと(笑)。
私の場合は、FXでハイレバなスイングトレードをしながら、長期で投資しているS&P500ETFの買い増しをどうしようかな?とキョロキョロしはじめた状況ですね。
本当は「日経オプション取引」(レバレッジ1000倍が魅力)でプットオプションをロングさせても良いのですが、日常業務に忙殺されているうちにタイミングを逃してしまったので、今のところオプション取引での出撃はありません。
上記は、あくまでも私見です。
何か損害を被っても、当方は一切責任を負いません。