今回の記事は『【不健康そうで実は健康的】 知っておきたい餃子の凄い栄養』です。
餃子といえば、やっぱりビール?
私の偏見かもしれませんが、餃子って、不健康なイメージが強い食べ物なんですよね。
それはなぜか???
「餃子といえば、ビール!!!」だからです(笑)。
みなさんも想像してみてください。
皮はパリパリ、具はジューシー。
唐揚げも捨てがたいですが、餃子も、ビールのおつまみには最高ですね(笑)。
でもこの餃子、イメージ的に不健康そうにみえて実はすごく健康的だということを知ったので、備忘録を兼ねてブログにしておきたいとおもいました。
(数年前に餃子ダイエットが注目された時期もあったようですね。)
というわけで今回は、餃子の凄い栄養を採り上げてみたいとおもいます。
餃子は何から出来ているのか?
まずは餃子を構成する要素をざっくりみてみましょう。
日本の焼き餃子の特徴は、具の中にニンニクを入れること(入れない場合もあるが)、野菜は白菜だけでなくニラやキャベツを使うことだ
中国の餃子と日本の餃子は具が違う様子ですが、日本で我々が一般的に口にしている餃子の主な材料は、下記のイメージでしょう。
●皮:小麦粉(薄力粉)
●具:挽肉(豚肉)、ニンニク、白菜、ニラ、キャベツ
上記の組み合わせのまま、好みに合わせて、野菜を多めにしたり、鶏肉に差し替えてみたり、トッピングでエビやシソを入れてみても美味しいですね♪
餃子は栄養バランスが非常に良い
餃子は栄養のバランスが良いですね。
皮から炭水化物を摂りつつ、具からは肉と野菜が摂れます。
餃子だけでお腹を膨らませても、何とかなるわけです。
餃子だけなら、糖質も少なめです。(皮が炭水化物)
そうなると、あとはビールを飲むだけですか(笑)。
中国では主食としても
私は餃子とビールの組み合わせが好きですが、餃子と御飯の組み合わせも好きです。
でも餃子と御飯の組み合わせは、御飯とパンを同時に食べるのと同じことになります。
中国では餃子は「主食」だ。つまり、ご飯やうどんなどの麺類と同じ。中華料理では、肉や魚料理を注文して、最後に餃子を食べたり、点心(飲茶)のひとつとして食べることはあっても、ご飯と組み合わせて食べることは、まずしない。日本人が、白いご飯と素うどん、白いご飯とざるそばだけをセットで食べないのと同じだ。来日した中国人がこの「餃子定食」に驚き、ブログやツイッターで取り上げたものを何度か見たことがあるが、みんな驚愕していた。
上記は、ちょっと意外ですね。
でも、御飯の代わりに餃子を主食にするなら、炭水化物(糖質)は無理なく減らせそうですね。
御飯を省いて餃子を主食にすることは、合理的かもしれません。
餃子の具に含まれる凄い栄養
実際の餃子の栄養を見ていきます。
具に使われる豚肉は、肉ですから、まずはタンパク質ですね。
そして豚肉ですから、肉の中でもビタミンB1を豊富に含みます。
そのビタミンB1は、疲労回復効果や代謝を高める働きがあります。
具のニラやニンニクに含まれるアリシンには、ビタミンB1の吸収を助ける働きがあります。
キャベツや白菜には、むくみや血圧改善に必要なカリウムが豊富です。
もちろん食物繊維もしっかりとれます。
ガン予防におススメの食べ物か?
あと、個人的に、特に着目したいのはガン予防との関係でしょうか。
平均寿命が伸びたことも影響しているのでしょうが、現代の日本では亡くなるまでに約半数の人たちがガンになります。
ガンの発症には運動、食事、ストレスなどが影響しますが、アメリカの調査では、ガン予防が期待される食べ物の筆頭はニンニクです。
キャベツもおススメです。
その最上位にあるのが、料理の香り付けなどで活躍するにんにくです。にんにくは古くから人間の活力源として親しまれてきましたが、その独特な匂いの元である「アリシン」は、体内でがんを促す活性酵素を除去する効果が期待されています。また、加熱すると同じくがん予防へ効果をもたらすという「アホエン」が出るのも、にんにく自体ががんに対して効果が期待される要因です。このほか、キャベツ、大豆、にんじんやセロリといったセリ科の野菜も1群に分類されていますが、なかでもキャベツはにんにくに次ぐ効果が期待できるといわれています。キャベツには「イソチオシアネート」と「ペルオキシダーゼ」という酵素が含まれており、がん細胞の減少や発がん性物質を無害化させる効果もあるとされています。
結び
餃子は、その栄養バランスと栄養価の両面から、普段の献立に積極的に採り入れていきたい食べ物ですね。
餃子は、それ自体は非常に健康的な食べ物なので、ビールと切り離せば、とてもヘルシーです(笑)。
焼き餃子の油が気になる人は、水餃子や蒸し餃子でいかがでしょうか。
