今回の記事は『睡眠中が最も危ない! 知っておきたい風邪の予防法と対策』です。
朝起きたら風邪をひいていた・・・。
誰もが経験していることではないでしょうか。
大多数は免疫機能が低下する睡眠中に風邪をひく
これまでは単なる個人的な感覚なんだろうとおもっていましたが、こういう記事が登場すると引用したくなりますね。
寝ている間に風邪をひくケースは非常に多く、その理由は寝ている間は免疫機能が低下しているからとのこと。
「風邪は眠っている間にひくことが圧倒的に多いんです」と、睡眠評価研究機構の白川修一郎代表は指摘する。
(中略)
「睡眠中は免疫機能の中心的役割を担うマクロファージなどの免疫細胞も活発に働けないし、唾液の分泌も少なくなります。鼻やのどの粘膜が乾くとウイルスに対する抵抗力が落ちる。口で呼吸している人は、特にのどの粘膜が乾きやすいのです」
手洗い・うがい等、通常の風邪予防の方法と併せて「睡眠中の対策」をしっかりすれば、滅多なことでは風邪を引かなくなるかもしれません。
ポイントは保湿! 睡眠中の風邪
上の記事の中で紹介されていた具体的な対策は、下記の4つです。
1. 加湿器を使用して部屋の湿度を50%以上に保つ
2. マスクを着用して口腔内の湿度を高く保つ
3. 空気清浄機を使って部屋の中のウイルスを減らす
4. ハウスダストを減らして免疫力の無駄遣いを減らす
1と2は、保湿で風邪のウイルスの活動を抑制するアプローチですね。
そして3と4が、清潔度合いを高く保つことで、睡眠中に免疫力が低下しても大丈夫なことを目指すアプローチになろうかと。
まあでも、部屋を綺麗にしておく3と4は「日頃からすべきこと」でもあります。
そうなると、実際は1と2の「寝ている間の保湿」がキモなのでしょうね。
湿度を50%以上に保つとウイルスの95%は活動できなくなります
おススメの保湿方法はマスク着用で寝ること
湿度を高く保つ上で、家族全員の寝室に加湿器の設置がすぐに出来なくても、マスクを全員に配るだけならすぐに出来ます。
お値打ちでお手軽ですね。
このマスク着用、個人的にも非常におススメです。
実は私はこのマスク着用を、もう20年ほど実践していまして、毎回助けられています。
マスク着用は、誰に教えてもらったわけでもないのですが、大学の卒業旅行の時に偶然身に付けました。
大学4年の1月に卒業旅行で友達とハワイへ行く予定だったのが、直前に風邪を拗らせてしまったのですね。
状況が状況だけにキャンセルするわけにもいきませんでしたが、風邪はなかなか治りませんでした。
歩くことは出来たので荷物を持ってひとまず空港まで行きましたが、自宅→機内(機内泊)をマスク着用で通したらウソのように体が楽になり、結局ハワイでは元気な体でドンチャン騒ぎをしていたのです(笑)。
(予防段階ではなく)「既に風邪をひいている状況」で(寝心地の悪い)「飛行機の座席」で眠っていても、マスクがあればOKだったのです。
それ以来、私は20年この手法を用いてます。
出張先でも、体調が気になる時はマスクを使用してします。
もちろん毎晩マスク着用というのも色々と不都合があります。
単刀直入にいえば「面倒くさい」わけですね(笑)。
それゆえ、私の場合は風邪をひきかけているタイミングでマスク着用に切り替えますが、次の朝には鼻や喉が楽になりますから、とても助かっています。
興味のある人は一度試してみて下さい。
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≪参考・参照≫