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【安全保障上の問題アリ】ファーウェイのスマホを使っていい人、マズい人

 

今回の記事は「【安全保障上の問題アリ】ファーウェイのスマホを使っていい人、マズい人」です。

アメリカを筆頭にファーウェイの排除が進んでいますが、いよいよ日本政府も動きだしました。

日本政府 ファーウェイ・ZTE製品を排除

 

日本政府は、全ての省庁の調達からファーウェイ(Huawei)などの中国製品を、安全保障上の問題から排除することを決めました。

中国通信機器大手の「ファーウェイ」などの製品について、政府は、安全保障上の懸念から、全ての府省庁の調達から、事実上、排除する方針を固めた。政府は、各府省庁や自衛隊などが使用する情報通信機器から、ファーウェイの製品を事実上、排除する方針を固め、同じく「ZTE」についても排除する方向。2社は、中国政府との密接な関係が指摘されており、機密漏えいやサイバー攻撃を防ぐ狙いがある。与党関係者は、「政府がファーウェイの製品を分解したところ、ハードウエアに『余計なもの』が見つかった」と話している。

引用元:中国ファーウェイ・ZTE製品を排除へ 政府調達「安全保障上」

 

実際に製品を分解したらヤバいものが見つかったとのこと。

 

以前からレノボ(Lenovo)の製品にバックドアがついていることがセキュリティ問題として取り沙汰されてきましたが、ファーウェイも同じだった模様です。

 

ファーウェイやZTEを使用した時に想定しなくてはならないことは、中国からのサイバー攻撃です。

米政府は、2018年5月13日に成立した2019会計年度国防授権法(National Defense Authorization Act for Fiscal Year 2019)により、全政府機関に対して、中国共産党の情報機関と関係しているファーウェイ(華為技術)およびZTE(中興通訊)が製造した通信機器の使用を禁止した。米国に続いて、豪、印およびニュージーランドの各政府は、それぞれ5月、9月および11月に、自国の高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムへのファーウェイの参入を正式に禁止した。

(中略)

その背景には、中国の電気通信企業がもたらす安全保障上の脅威がある。その脅威とはサイバー攻撃であり、なかんずくICT(情報通信技術)サプライチェーン攻撃である。重要インフラに対するICTサプライチェーン攻撃は、その重要インフラが提供するサービスを中断・停止させ、社会に大混乱をもたらす

引用元:ファーウェイとZTEが米国市場から排除される理由 中国の電気通信企業が国家の手先となりあの手この手のサイバー攻撃

 

政府機関で使用する通信システムもそうですが、ドコモやau、ソフトバンクといった通信会社のインフラにファーウェイやZTEの部品が使用されていると怖いですね。

 

バックドアを気にしないならファーウェイのスマホはアリかも

 

既にアメリカ国内では、一般市民に対してファーウェイを使わないよう呼びかけが行われています。

それに対して現時点の日本政府は、一般市民によるファーウェイのスマホ使用には口出しせず、排除するのはあくまでも省庁が調達するものという方針です。

こういう状況もふまえ、ファーウェイのスマホを使うかどうかを考察してみました。

 

ファーウェイのスマホを使うとマズい人

 

スマホの情報を中国側に抜き取られて困る人は、他社製品を選ぶべきでしょう。

特にEコマースや金融機関など、お金にかかわる動きをスマホ経由で行う人は注意が必要です。

●電子マネー等のキャッシュレス決済の場面でスマホを使用している

●AmazonなどEコマースの注文をスマホから行っている

●株やiDeCoなどの用事でネット証券会社にスマホからアクセスしている

●Googleアカウントにログインしている

●Apple IDにログインしている

 

ファーウェイのスマホを使っても問題なさそうな人

 

スマホの情報を中国側に抜き取られても困らない人は、ファーウェイのスマホでも大丈夫かもしれません。

使うとマズい人との対比でいうと、ファーウェイのスマホを使っても問題なさそうな人は下記のイメージかと。

●決済は現金手渡しのみ

●Eコマースを全く利用せずリアル店舗でしか買い物をしない

●スマホ経由で資産運用をしていない

●Googleアカウントを使用していない

●Apple IDを使用していない

 

今回はプライベートな情報が抜き取られる心配があるかどうか?の目線でまとめていますが、実際のサイバー攻撃は何が起きるか分かりませんし、本当はインターネットを通じて自分のスマホが勝手に遠隔操作されるリスクについても考えた方がいいのかもしれません。

 

結び

 

今や多くの人が電子マネーを使用し、AmazonなどのEコマースをスマホ経由で利用する時代です。

ガラケーではなくスマホを使用することで、生活の利便性が上がる場面は数多くありますが、セキュリティ問題は避けて通れません。

ファーウェイの問題が、セキュリティに対する理解を深めるキッカケになればとおもいます。

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追記2019年5月21日:今後はAndroidの更新が不能に

 

貿易摩擦で米中対立が激化する中、ファーウェイはGoogleから閉め出されました。

米国のトランプ大統領は5月15日、同国の安全保障にとってリスクのある外国企業の製品の、国内での使用を禁止する大統領令に署名した。中国のファーウェイはこれに反発する姿勢を見せ、ツイッターで「この大統領令は、米国と中国の双方に不利益をもたらす」と述べた。

しかし、ファーウェイはさらに厳しい状況に追い込まれた。5月19日、ロイターは関係筋の話として、「グーグルはファーウェイとの取引を一時停止した。これによりファーウェイのハードウェアは、グーグルのアンドロイドOSの最新版にアクセスできなくなる」と報じた。

ファーウェイCEOの任正非(レン・ツェンフェイ)は5月18日、「我々は既に、これから起こる事態に備えている。ファーウェイの成長は鈍化するかもしれないが、ごくわずかな範囲にとどまる。当社のパートナー企業を脅かす政策をとることで、米国は信頼を損なう」と述べていた。

しかし、米国は最後の切り札を出してきた。ロイターは「今後販売されるファーウェイ端末は、Google PlayストアやGメールアプリにアクセスできなくなる」と報じている。「個別のサービスの対応についてはグーグル社内で協議中」という。

引用元:ファーウェイ端末でグーグル利用不能に、米中対立激化で

 

こうなると、ファーウェイのスマホは厳しくなってきますね。

OSが更新できないスマホって、利便性はもちろんですが、セキュリティ面でヤバすぎです。

OSがセキュリティホールだらけになっているのに、セキュリティソフトを使用しただけで対応するのも限界はあるはずです。

 

今後は中国企業から独自のOSが登場するのでしょうか。

中国メディアによると、米国が排除を進める中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の幹部は21日、スマートフォンなどに使うファーウェイ独自の基本ソフト(OS)を早ければ今秋にも市場に投入するとの方針を明らかにした。米グーグルがソフト提供を停止すると報じられており、早期に対抗する構えを示したとみられる。

ただ、新たなOSの仕様など詳細は現時点で明らかにされておらず、独自開発とするファーウェイ側の主張を疑問視する見方も出ている。独自OSは、スマホ、パソコン、自動車などに対応し、アンドロイドのアプリも使うことができるとしている。

引用元:ファーウェイ、独自OS投入か アンドロイド更新版の提供停止で

 

中華OSって、今よりもバックドアがバリバリに搭載されていそうで怖いですけど……。

まあもちろん、昔のガラケーと同じノリで、電話回線を使用するだけなら大丈夫かもしれませんが(ファーウェイの端末は安いですし)。

 

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貞吉 則蔵(さだよし のりぞう) ・40代 ・氷河期世代 ・自由人 ・投機取引(相場歴10年超・FX・S&P500ETF・手法の軸足はトレンドフォロー) ・広告代理店マンだった人(10年勤めて退職) ・資格: 宅地建物取引士(合格当時は宅地建物取引主任者) ・出身校: 慶應義塾大学 ㈱電通など ・短編小説 ・エレキギター(Gibson Les Paul Standard・Fender Eric Clapton Stratocaster) ・格闘技(Kickboxing)
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