今回の記事は「スプレー缶は穴あけ厳禁!爆発事故を避けるために知っておきたいこと」です。
札幌のアパマンショップ店員 スプレー缶に穴をあけて大惨事を引き起こす
平成最後の年末の札幌で、大爆発で建物が丸ごと吹き飛ぶ事件が発生しました。
アパマンショップ平岸駅前店(北海道札幌市豊平区 平岸三条8丁目1-28)の店員が、換気が不十分な状態でスプレー缶に穴をあけていて大爆発が発生した模様です。
札幌市豊平区で16日夜に起きた爆発事故で、現場の建物に入居する不動産仲介業「アパマンショップ」の店舗の従業員が「消臭剤のスプレー缶100本以上を廃棄するために穴を開け、湯沸かし器をつけたら爆発が起きた」と話していることが17日、捜査関係者への取材で分かった。北海道警は不動産店が発生元で、缶のガスに引火し爆発した可能性があるとみて、詳しい原因を調べる。
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海外の面白ニュースとかでありそうなネタですが、国内で発生すると冗談では済まないですね。
負傷者は40人を超えました。
死者が出なかったことが、不幸中の幸いといえそうです。
スプレー缶に穴をあけてはいけない
そもそも使い終わったスプレー缶を捨てる時に、穴をあけてはいけないとのこと。
以前は穴をあけて捨てるが正解でしたが、火災や爆発事故が多発したことから、ここ最近は穴をあけないのが正解になっていました。
これ、私も今回初めて耳にしました。
スプレー缶をめぐっては、これまで、回収時の爆発事故を防ぐために「穴を開けて捨てる」ことをルール化する自治体が多かった。
しかし、その廃棄時の「穴あけ作業」を屋内でしたことによる火災や爆発事故、中身の噴出事故が相次いで発生。
環境省は2009年から自治体に対し例年、「穴開けをしない方向が望ましい」という風に伝えており、15年には通知も出している。
スプレー缶の最新の正しい処理方法は、
缶に穴はあけず、換気の良い屋外スペースで、中身を出し切ってから捨てる
です。
≪参考参照≫
●スプレー缶のガス抜き方法 / 処分時は各社のホームぺージをよくチェック