今回の記事は「【下げ幅はリーマン級】日経平均株価暴落は年明けも続く?」です。
日経平均株価の下落が、ニュースで大きく取り上げられるようになりました。
リーマンショック級の下げ幅を記録
ダウやナスダックの大幅下落と歩調を合わせ、日経平均株価も下へドスンとブチ落ちました。
大幅下落の震源とされるアメリカでは、ダウがリーマンショックを凌ぐ勢いで下落しています。
引用元:マネックス証券
そしてクリスマスの日本でも、日経平均株価の下落が続いています。
2008年のリーマン・ショックでは、破綻直後に日経平均株価が1日で4.9%下がったが、今回は1日で5%下落している。
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台風の目になっているのは、最近のトランプ大統領の言動からくる政治不安だとされています。
世界的に株価が大暴落している状況でも、トランプ大統領は相変わらずです。
クリスマスイブには、7歳の子どもにヤバいことを言って炎上。
無敵ですね(笑)。
ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は24日、サンタクロースの位置情報を提供する北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)宛てに電話をかけた7歳の子どもに対して「まだサンタを信じているのか」と発言し、インターネット上で非難の声が上がっている。
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日足の下降トレンドが崩れない限り下方向が前提
現時点では、上昇トレンドの月足調整(押し目)という前提でみています。
引用元:SBI証券
じゃあもう下げ止まったのか?
現時点で下げ止まったと判断するのは難しいんじゃないですか。
マルチタイムフレームでみてみましょう。
下記が日経平均株価の日足です。
月足から日足に目線を変えることで、もう少し目先の動きが把握出来ます。

高値と安値、移動平均線との位置関係等から、日経平均株価の日足は下降トレンドであり、その下降トレンドは全然崩れていません。
2018年12月3日を直近高値として、その翌日から12月26日(本日)までの安値更新が16日。
もうクリスマスを過ぎてますから大納会が目前であり、基本は年末の閑散相場。
上記を加味して、年明けは
①そのまま下げ続ける
②2万円や2万1千円辺りまでの戻り調整からさらに安値更新
といったシナリオをイメージしながら、下を大前提にする状況だと認識しています。
もう少しチャートが崩れてくると「そろそろ日足が上昇トレンドへ転換か?」という感じにもなりますが。
個人的には、消費税率アップが見送りになることを期待しています。
しばらくは短期トレードに活路
この状況で相場に参戦するなら、短期トレードでしょうね。
短期トレードで稼げる技量がない場合は、様子見がいいでしょう。
私の場合は、日経オプション取引で短期スイングトレード(プットの買い)を仕掛けて、下落局面に対応しています。

上記は、あくまでも私見です。
その私見の前提は「トレンドフォロー」です。
何か損害を被っても、当方は一切責任を負いません。