iPad Proは10.5インチは非常にハイスペックなマシンであるため、スマホと比べてバッテリーの容量が大きく、充電にも時間がかかります。
スマホに比べてもかなりゆっくりなので、不満のある人も多いのではないでしょうか。
iPad Proは10.5インチを発売後、それまで非対応だった急速充電に対応しています。
これはiPad Pro 10.5インチが「PD(Power Delivery)」という規格に対応していて、充電速度を大幅に短縮できるからです。
――では、急速充電に対応しているはずのiPad Proは10.5インチは、なぜそんなにも充電時間がかかるのでしょうか?
iPad Proは10.5インチを「PD」規格で高速充電するためには、ケーブルやアダプターもPDに対応している必要があります。
実は iPad Pro10.5インチは、本体は対応しているのに、購入時に付属しているケーブルや充電器がPDに対応していません。
――では、何を買い足せば急速充電が出来るようになるのか?
以下に整理したいとおもいます。
最適なアダプタはアップル純正の「30W USB-C Power アダプタ」
iPad Proの急速充電に最適な電源アダプタが、アップル純正「30W USB-C Power アダプタ」です。
以前は29Wだったのですが、最新版は30Wになりました。
昨日、諸事情で久々にアダプタを買うことになりました。
家電量販店へ行ったところ、新しいモデルが出ていて29W→30Wに進化しているのを発見しました。
これを使うと、iPad Proは10.5インチが2時間程度でフル充電できます。
標準のアダプタで5時間近くかかることに比べると、充電時間を大幅に短縮できます。
Anker製の電源アダプタでも急速充電することは可能
アダプタに関して、アップル純正以外で攻めるならAnkerの「PowerPort Speed 1 PD30」があります。
メリットは価格の安さです。アップル純正の30W USB-C Power アダプタと比べると、AnkerのPowerPort Speed 1 PD30はその半額程度が目安になります。
デメリットとしては純正品ではないアダプタで充電するため、バッテリーにどのくらいの負担が掛かるかがよく分からないことが不安材料になります。
✅Anker PowerPort Speed 1 PD 30
ケーブルはアップル純正の「Apple Lightning – USB-Cケーブル」の一択
iPad Proは10.5インチの急速充電に対応するケーブルは、アップル純正「Apple Lightning – USB-Cケーブル」です。
アダプタに挿すのがUSB-Cで、iPad Proは10.5インチに挿すのがLightningです。
他社製品で対応出来るものが出ているのかもしれませんが、単純にUSB-Cという端子に対応していれば良いという訳ではなく、PD対応の有無を判断する必要があります。
現状ではアップル純正のケーブルを買うのが無難です。
✅Apple Lightning – USB-C ケーブル(2 m)
✅Apple Lightning – USB-Cケーブル(1m)
まとめ: アダプタとケーブルはアップル純正で攻めよう
純正品ではないもので充電する場合、急速充電すること自体はOKでもバッテリーに対してどのくらいの負担が掛かるかがよく分からないことが不安材料になりますので、今回はアップルの純正品だけで攻めてみました。
以下がおすすめです。
✅Apple Lightning – USB-C ケーブル(2 m)
✅Apple Lightning – USB-Cケーブル(1m)
