時事ネタ

【Yahoo! JAPAN つながらない】2022年4月6日 (水)以降、Yahoo! JAPANはヨーロッパからは利用不可能

少し衝撃的なニュースです。

2022年4月6日 (水)以降、Yahoo! JAPANはヨーロッパからは、一部サービスを除いて、利用できなくなるとのこと。

理由は「欧州経済領域(EEA)およびイギリスでサービス利用いただける環境を継続的に提供することが困難になったため」とのこと。

釈然としませんが、ひとまず以下に概要を整理してみました。

 

Yahoo! JAPAN、欧州経済領域(EEA)およびイギリスから利用できず

 

2022年4月6日 (水)よりYahoo! JAPANは欧州経済領域(EEA)およびイギリスからご利用いただけなくなります

  • 時期:2022年4月6日 (水)午前11時以降
  • 地域:欧州経済領域(EEA)およびイギリス
  • 対象:Yahoo! JAPAN
  • 2022年4月6日 (水)以降も利用可能なサービス
    • Yahoo!メール ※一部機能の制限あり
    • Yahoo!カード
    • ebookjapan
  • Yahoo!メールの機能制限:ヨーロッパで使う場合、以下が利用不可。
    • Yahoo!メールアドレスの取得・変更
    • 6カ月以上利用されていないYahoo!メールアドレスの利用再開
    • スマートフォン版Yahoo!メールからの「連絡先」参照
    • メールソフト ログイン履歴
    • 下記有料サービスの新規購入
      • セキュリティーパック
      • ウイルスチェック
      • マイネームアドレス

 

ヨーロッパに住んでいたり、出張や旅行の際に気をつけなくてはいけませんね。

 

欧州経済領域(EEA)およびイギリスという言い回し

 

今回の対象は「欧州経済領域(EEA)およびイギリス」とされています。

念の為、欧州経済領域(EEA)を確認してみました。

  • 欧州経済領域(EEA)=EUノルウェー、アイスランド、リヒテンシュタイン
  • EU=オーストリア、ベルギー、ブルガリア、キプロス、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン

「欧州経済領域(EEA)およびイギリス」というのは、ざっくりいえば「ヨーロッパのほぼ全域」という理解でよいかと。

今回の件、かんたんにいうと「Yahoo! JAPAN、ヨーロッパから撤退」ということになります。

 

Yahoo! JAPAN、GDPRに耐えきれなくなった?

 

EUでは、2018年5月にGDPR(EU一般データ保護規則)が施行されています。

GDPR(EU一般データ保護規則)は、個人データ保護やその取り扱いについて詳細に定められた法令です。

  • EU居住者の個人データを収集・処理する組織は、EU域外に活動拠点を置いていてもGDPR(EU一般データ保護規則)の適用対象になります。
  • 違反すると、最大で該当企業における全世界年間売上の4%または2千万ユーロの、いずれか高い方が制裁金として課されます。

GDPR(EU一般データ保護規則)はかなり厳しい法令ですから、Yahoo! JAPANとしては旨味が無いと判断したのかもしれませんね。

 

結果としてGAFAによる市場寡占化が進むという皮肉

 

GDPR(EU一般データ保護規則)は、もともとGAFA(アメリカ資本)による市場支配を食い止める目的で作られた法令です。

そのGAFAは振り落とされずに踏ん張っているのに、Yahoo! JAPANがふるい落とされてしまった──なんとも皮肉な話です。

ますますGAFAによる市場寡占化が進みますね。

 

ちなみにEUでは、GAFAを狙った「(GDPRよりも)さらに厳しい法案」が成立しました。

違反した場合、最大で世界売上高の6%の罰金です。

欧州連合(EU)が大手IT(情報技術)企業への規制を本格化させる。欧州議会はグーグルやメタ(旧フェイスブック)といったネット事業者らに違法コンテンツの削除や広告の適正な表示を義務付ける法案を可決した。プラットフォーマーと呼ばれるこうした米巨大IT企業のサービスは市場や世論への影響が大きい。法律で責任を明確化させ、利用者保護につなげる。

欧州議会が20日に「デジタルサービス法案」を可決した。EU人口の10%に相当する4500万人以上の利用者を抱えるなどの条件を満たす企業を「大手」と定義し、厳しい規制の対象とする。事実上、GAFAなど米IT大手に対象を絞った内容だ。

(中略)

法案によるとこれらに違反した場合、最大で世界売上高の6%の罰金が科される。

出典:欧州議会、「GAFA規制案」を承認 違反なら巨額罰金も

 

こうやって見ていると、日本はのんびりしているとおもいます。

参考:膨張GAFAとの闘い デジタル敗戦 霞が関は何をしたのか (中公新書ラクレ)

 

ABOUT ME
Norizo-Ninja
貞吉 則蔵(さだよし のりぞう) ・40代 ・氷河期世代 ・自由人 ・投機家(相場歴10年超・FX・S&P500ETF・手法の軸足はトレンドフォロー) ・広告代理店マンだった人(10年勤めて退職) ・資格: 宅地建物取引士(合格当時は宅地建物取引主任者) ・出身校: 慶應義塾大学 ㈱電通など ・短編小説 ・エレキギター(Gibson Les Paul Standard・Fender Eric Clapton Stratocaster) ・格闘技(Kickboxing)
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