普段は当たり前にしている、何気ない日常生活。
これを「記号」の観点からみていくと、日常生活の見え方が、変化するかもしれません。
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Contents
広告代理店に就職・転職を目指すなら、記号論は押さえておこう

──今回紹介する『記号論講義 日常生活批判のためのレッスン』を読むと、私たちの日常生活が「いかに記号だらけなのか?」が実感できます。
同時に、
- マスメディアの普及前と普及後
- インターネットの普及前と普及後
で、人々の生活がどのように変化したのかを俯瞰することもできます。
- 建物や都市は、どのような記号を放っているのか?
- 広告は、どのような記号を放っているのか?
- 新聞、テレビ、ラジオ、映画は、どのような記号を放っているのか?
- インターネットは、どのような記号を放っているのか?
- 国家、組織、団体は、どのような記号を放っているのか?
本書は現代思想の基礎となるソシュールやパースの記号論から始まり、アートや建築、テレビCM、ニュース報道、スポーツイベント、サイバースペースにおけるコミュニケーション、といった各論から成り立ちます。
東大の講義をもとにした記号論の教科書、それが『記号論講義 日常生活批判のためのレッスン』

──ちなみに本書は、東京大学の講義をもとにした、記号論の教科書(決定版)です。
「東大」という「記号」を目にすると「難しいのでは……?」と不安になる人もいるかもしれませんが、心配しなくても大丈夫です。
言葉遣いが少し堅苦しいですが、序文を読み終える頃には、すっかり目が慣れるでしょう。
目次:石田 英敬『記号論講義 日常生活批判のためのレッスン』
- モノについてのレッスン
- 記号と意味についてのレッスン
- メディアとコミュニケーションについてのレッスン
- “ここ”についてのレッスン
- 都市についてのレッスン
- 欲望についてのレッスン
- 身体についてのレッスン
- 象徴政治についてのレッスン
- “いま”についてのレッスン
- ヴァーチャルについてのレッスン
- 著者:石田英敬(いしだひでたか)
- 出版社 筑摩書房
- 発売日 2020/7/10
──特に広告業界の人は、一度目を通しておくといいでしょう。
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