ある程度の年齢なのに独身のままだと、周りから結婚を急かされる──いまだに多いですね、こういうケース……。
特に30歳を過ぎる頃から、親と顔を合わせる度に、結婚のプレッシャーを掛けられるケースも多いのではないでしょうか。
なんとなく不安になったりもしますよね、周りから結婚を急かされると……。
──でも今回紹介する『結婚滅亡』を読めば、「別に結婚しなくても大丈夫」ということに、自信を持てるようになります。
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結婚はオワコン──みんなが結婚する社会は、歴史上むしろ珍しい

- 江戸時代までの一般庶民は、全員が結婚するわけでもなく、結婚しても離婚するケースが極めて多かった。
- 歴史上、皆が当たり前のように結婚したのは、明治以降の日本で発生した一過性のトレンドに過ぎない。
- だから結婚してもしなくても、気にする必要はない。
──『結婚滅亡』を読んでみて個人的に興味深かったのが、江戸時代までの庶民の結婚の在り方が、極めて現代的だったことです。
江戸時代までの庶民の結婚は、
- ほとんどが共働きで、夫婦別財。
- お互いが精神的/経済的に自立。
- ゆえに夫婦の関係は対等。
- そのかわり離婚も再婚も多かった。
「夫は外で仕事、妻は家事と育児」は、一過性のトレンドに過ぎなかった

古い結婚観の典型とされる「夫は外で仕事、妻は家事と育児」──実はこれ、明治以降に発生した一過性のトレンドに過ぎなかったのです。
では実際には、どのような流れがあったのか?
ネタバレになってはいけませんので、詳しくはあなた自身の目で確認してみてください。
オススメですよ。
目次:荒川 和久『結婚滅亡』
- 1章 結婚の構造が足元から揺らいでいる
- 2章 「結婚しない」ってそんなに悪いこと?
- 3章 結婚したら“しあわせ”になれるのか
- 4章 そもそも「結婚」とは何だろう
- 5章 では「家族」とは何だろう
- 6章 結婚だけじゃない「安心のあり方」
- 著 者:荒川和久(あらかわ・かずひさ)
- 出版社 : あさ出版 (2019/11/13)
- 発売日 : 2019/11/13
高橋 洋一『未来年表 人口減少危機論のウソ』 とあわせて読むと、さらに理解が深まると思います。
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